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Das schelmische Kind, das nicht gehorsam ist 

2009.10.13
Tue
20:55

『修理や治療をするのは私の生き甲斐でね。』
傷ついたTFにオートボットもディセプティコンも無い、という程献身的なラチェットは任務の無い時に
個人的に自動車やオートバイを始めとする、様々な機械を修理する店を開いている。

もちろん、料金は取っていない。



ジョルト『よいしょ、よいしょ。』
ラチェット『違うよ、そのボルトは3kg-mで締めろと言っているだろう、何回言ったらわかるのかね?』
『そんなのキチンと止まれば同じことでしょ?丁寧にやってるんだからいいじゃない。』
『規定トルクと言ってそれぞれの部品に適切な締め具合が決まっていて、そうで無いときちんと動作しなくなるし
部品にも負荷がかかって疲労しやすくなるんだ、その辺を分かって欲しいんだよ。』
『分かったよ・・・次はちゃんとするよ・・・。』ムスッと顔をしかめながら答える。
しっかりと締まっているか、ラチェットはレンチで確認する。どうやら一応きちんと締められているようだ。

『次はオールペンだ、それなら君にも出来るだろう。この塗料で均等に塗ってくれよ、既に内装は外して
丁寧にマスキングもしてあるからね。頼んだよ。』 
店の手前の方にあるMINIを指差しながら言う。
『馬鹿にしないでよ、それくらいじゃなくても僕出来るもん!』
両手を握り締めて悔しそうに反論する。
『分かった分かった。』
両手を前に出してなだめつつ、呆れるように首を振るのでは無く優しい笑顔で答えるラチェット。

不機嫌そうにMINIの元へと歩いていくジョルト。
計器を見ると、コンプレッサーはもう十分な圧力にまで加圧されており、いつでも塗装が出来る状態だ。
エアブラシを片手にホースを手繰り寄せる。

エアブラシ―とはいってもTFの手にすっぽり収まるようなもの―のハンドピースの上部についている塗料カップに
塗料とシンナー溶剤を入れ混合し、ニードル弁を調整して具合を見るため80センチメートル四方の木材に向けて
噴射し、筆記体で小文字の"Y”を書いてみる。どうやら適切な噴射量のようだ。
ゆっくり車体に向けて、塗料を吹き付けると同時に手首を返しながら左から右へ塗装していく。
手首を返しきったらトリガーを引くのをやめ、前に塗装した部分の少し下から同様に同じ作業を繰り返す。
一気に塗ってしまうのではなく、薄く何層にも重ねて塗らなければ綺麗に仕上がらないので
慎重にならなければならない。

『あー・・・面倒くさいなー・・・。』
『またそんな事を言って・・・君はしっかり仕事を出来るんだから、もっとやる気を出しておくれよ。』
『分かってるけどさー・・・。』
とは言いながらも、その車の外装は綺麗に仕上がりつつある。
『フムン・・・。』
ジョルトの見えないところで嬉しそうに顔を緩める。色々と文句は言うが、ちゃんと
仕事はやってくれる。その技量は十分にあると分かっているのだ。
何となくその技術をひけらかすのが嫌いなので、ジョルトは嫌そうな態度を取るのだろう。
素直じゃないな・・・と思いながらも、彼の成長を嬉しく思うラチェット。

塗装が乾くのを待っている間、平行してエンジンの分解に取り掛かるジョルト。
『そいつはロータリーエンジンだからね、インターミディエドハウジングを取り外す時と、チューブラダウェルを
外す際にローターハウジングを落さないように気をつけてくれよ。』
『はーい。』

既にクレーンを使ってエンジンルームから取り出されていたエンジンをスタンドにセット、エンジンオイルを抜き
逆さまにする。オイルパンのシールパッキンをスクレーバーを使ってはがしてからオイルパンを外す。
オイルプレッシャーレギュレーターを外したら、番号のついた札を付けておく。
リングギアブレーキを取り付け、クラッチカバーを外す。Fr側のプーリーボルトを取り外し、サーモペレットを引き出す。
フロントカバー、エキセントリックシャフトに入っている大きなキー、オイルポンプギア、スプロケットホイール
オイルポンプ、バランスウェイト、フライホイールと、手際よく工具を駆使して作業を進める。
取り外した部品には同様に番号のついた札を付け、キチンと整列させバケットの中においていく。
大量のキーも、ちゃんと上から順に並べておき、その他の部品も方向が分かるように印をつけておく。
PRハウジングを外し、いよいよエンジンブロックの分解に入る。
ローターを抜き取りチューブラダウェルを引き抜く。インターミディエドハウジングを
さながらルービックキューブのように回転させながら取り外す。

そして塗装が乾いた頃を見計らって、再びそちらの作業に戻ろうとすると、1人の老人が尋ねてきた。
ラチェットは店の奥にいたので、代わりに用件を伺いに駆けていく。


『ふむ、やはりギアが入りにくいといっていた原因はシンクロナイザーリングの磨耗か・・・ベアリングには
異常は無いようだな。いくら大切に乗っていても、94年製では仕方がないね―』
平たいリングのようなものを摘み、顎に手をやりそれを仰ぎ見ながらつぶやく。

そんなラチェットの元にパタパタと駆けて来る青いTF。
『ラチェットー、修理の依頼だってー。』
『どんな車だね?』
『53年製のランチェスターだよ。』
『ふむ、かなりのクラシックカーだね、修理のし甲斐がありそうだ。』


ジョルトはこの年代の車両に関しては明るくないので、代わりにラチェットが状態を見る。
一通り点検が済むまでの間、老人にくつろいでもらうためジョルトは紅茶を用意する。

『はい、どうぞー。』器用にトレイを持ってきて、紅茶とマカロン、ケーキスタンドをテーブルに載せる。
『おお、これはこれは。ありがとう、お若いの。』
ケーキスタンドにはショコラ・クラシック、クリーム・カラメル、シャルロット・オ・ポワール等が乗っている。
紅茶を一口味わった後、ふとティーカップの青い薔薇に目が止まる。
『ん?このティーカップ・・・Rosenthalではないか・・・いい物を使っておるのう。』
『でしょでしょ。』さも自慢げに嬉しそうな笑顔で答える。


そこに点検を終えたラチェットがやってくる。
『おお、どうだったかね?』
『マスターシリンダーに繋がる水圧パイプの水漏れがひどい、よくここまで来れたね。
フロントのリンク式サスが左右ともかなり疲労しているし・・・そしてリアのブレーキバランスが
83パーセント崩れている。ブレーキホースの液体は漏れてしまっていて、リアのばねハンガーの
シャックルもかなり状態が悪い。シャックルの各パーツも金属疲労が激しい。それから―』
『Oh,cock..............』











これで前回のは帳消しになるはず。自分でもアレは酷いと思いました、正直。

うーん・・・突発的にアイデアを思いついてもなんとか形になるようですね、そこから話を拡げていくよりも
その根本となるアイデア自体を思いつく方が難しいですが・・・アメコミのお陰で
『ヒャッハーーーー!!まだまだ行けるぜ、メr(ry』な状態になってきたので怖いもの無しです。
しかし自分の引き出しの無さに泣けてきます・・・前回の運動会でもそれが露呈してしまっていますし・・・。

今回は専門用語たっぷりなので、一応注釈など。
http://www.junpock.com/enjinbunkai.html
ロータリーエンジンの分解手順に関して画像つきで詳しく説明してあります。

シャックルとはこんなパーツです。
http://www.shitaya.co.jp/syohin/huzokuhin/shackle/syurui.htm
ランチェスターはこんな感じのクラシックカーです。
919.jpg

あとケーキスタンドに乗っていたケーキ類なんですが、西洋骨董洋菓子店に登場しているものから
いくつかチョイスしました。・・・実際に食べてみたいです・・・・・・;w

Rosenthalというのは、ドイツの老舗陶磁器メーカーで、昨今の経済危機によって
親会社のウォーターフォード・ウェッジウッド
(こちらの方が有名かも知れませんね。イギリスが本社と思われがちですが実はアイルランド。)が
破綻したことにより事実上経営破綻してしまいました。
別に製品を持っているわけでは無いのですが、古い歴史を持つ
文化が一つ無くなってしまったと考えると寂しい気持ちになりますね。

最近何かに飢えているというか、とてもハングリーになってきている気がします。
本音を言ってしまうと昔からやれば何でも出来る子だったので、どこか斜めに構えているような人間でして
『つまらねえ・・・』と日々思っていたわけです。何をするにでも本気は出さないような。
それでも最近になって『何でもやってやらぁ!』みたいな気持ちが出てきまして・・・
そしてこうして物書きをしているという。

うーん・・・結局私は飽きっぽい人間だということなのか、それとも退屈しているのか・・・

ただの空虚な人間なのか・・・。









何を言いたいのか自分でもよく分からなくなってきました。


またスワイプもいいですが、個人的にはジャズの方を仕上げたいところ。
・・・っとまた書いているうちに変なのがリアルタイムで光臨してきました・・・・・・;wよし、次はコレで行こう(笑)
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